やばい経験をした話

大多数のフォロワーさんはお察しでしょうが、6/30のZeppなんばで行われた屋良朝幸くん総合プロデュースステージ「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE」のお話です。

 

 

 

時は6月初旬、あるフォロワーの方から「DISCOのチケットがあるんだけどいかないか」とお誘いを受けました。

 

 

実はずっと興味があった演目だったんですが、日が合わなかったりチケがなかったりでなかなか行けなかったんですよ。大学生になって初現場いっちょ行ってやるかと下調べを始めました。そこで出てきた「ディスコクイーン制度」。

 

 

なんでも、開演前にステージでお客さんが思い思いに踊り、そこから屋良くんにクイーンとして選んでもらえればとんでもない待遇(トーク、チークダンス、チェキ)*1を受けられるというものらしい。当時のわたしには待遇云々より「Jr.でもないのに屋良君に評価してもらえる」という点で非常に魅力的な制度に思えて、いっちょ狙ってみることにしました。

 

 

なんでこんなに躍起になったかといえばほかならぬFunky8のことです。彼らはわたしが死ぬほど入れ込んだ非公式ジャニーズジュニア内ユニットであり、屋良くんが選び抜いたダンス精鋭でもありました。今年の4月に担当である林真鳥くん(前述のFunky8の一員でした)がアイドルを卒業し、振付師といういわば裏方役に回ることになりました。

 

 

つまりもう彼がステージで踊ることはない。ならばわたしが屋良くんに選ばれ、Funkyの一員(ちがいます)になってやろうではないか。そして彼の得意技であるフィンガータットなんかも取り入れて盛り上げてやろうではないかと非常にアホな野望を抱えて一張羅に身を包みZeppなんばに足を運んだ次第です。

 

 

 

さあ始まったダンスタイム。最終ステージに30人くらいいましたかね。スタッフさんが声をかけてくださるので即ステージまで行きます。ぼやぼやしてたら締め切られちゃうので。そしてYouTubeであらかじめ教わっていたダンス!ここはなんかちょこっと間違えながらだけど頑張って踊ったはず。大事なのはアピールタイム。正直記憶がないけどなんか尽くせる手は尽くしたというボンヤリした感覚だけが残っています。4人くらいでセンステまで使って踊り狂いました。あとからきくとセンステ使うの前代未聞らしかった。屋良パイセン変なもの見せてごめんな...でもフィンガータットとファンサはメチャクチャやった。まとくんの魂を乗り移らせたので。

 

 

 

この時点で見学知らなかったんですよ。逆光でステージからPA卓ってめちゃくちゃ見えにくいしそもそもまだ来てなかったので。

 

 

 

そして世界一の浜中文一さんが登場しお待ちかねのクイーン発表!ピンスポがあたるはずなんですがライトがうろちょろしてたので何を迷ってるんだと思い試しに一歩下がってみました。その瞬間ライトが自分の頭上で止まったので死ぬかと思いました。嘘だろ、嘘だろ。文一くんが住まい、名前、ダンス歴をたずねてくださいますがその間脳内でMAJIKAYOという言葉だけがグルグル回っていました。キートン山田のナレが頭の中できこえた気がしました。

 

屋良くん登場。私にとっちゃ創造神、ジャニーズのダンスにおける神様。僭越ながら講評をいただきました。神様がわたしに向かって話をしている?こんなことがあってたまるかと思いながらレイをかけていただきステージを後にしました。足は震えるしつるし。絶対さっきの踊りすぎが原因だろうと。後ろの席に偶然フォロワーさんがいらっしゃったのでよかったねと声をかけていただきました。本当に良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

また客席でステージを楽しんでいるとうしろから私を呼ぶ声。振り返ってみたらみなさん口をそろえて「見学に真鳥がいる」というのでドッキリかそうでなければご都合主義もいいかげんにしろと思いながらちらと首をもたげてみると本当に世界一好きな顔があったので心臓が口から飛び出て脳が焼けました。なんとか気をしずめ舞台上に集中。

 

 

 

あら客席からかわいい声がする!PA卓の近くにいらっしゃったお子さんの声でした。(のちに大阪ゲストダンサー、3D CREWの方のお子さんと判明)その子に寄って行くカメラ。駆け寄る屋良文。めっちゃかわいかったです。客席全員メロってた。みんなママでした。癒しをありがとう...

 

そしてお子さんのうしろにたたずむ担当。屋良くんの「後ろに真鳥いるじゃん」でZepp割れてました。割ったん私です。すみません。ここで「あ、名前出せるんやな」と確信しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

中盤、チークダンスタイム。ここで再びお呼びがかかりました。文一くんがエスコートしてくださいます。別のお客さんを連れて行こうとする文一くんにジェスチャーで抗議した気がする。おもろかったです。小ボケがすごい。

 

 

 

 

 

 

上がってからは屋良くんが手を取って一曲歌ってくださいます。

 

 

 

 

 

 

 

死ぬ

 

 

 

 

あれやられて死なない人間いたら教えてほしい。メチャクチャかっこよかったことしか記憶にないです。こんな女にここまでしてくださってありがとう、屋良くん...喪女はチークダンスなんざやったことありませんでしたが雰囲気出して踊らせていただきました。

 

 

 

その後フリートーク。屋良くんが「アピールタイムの時のあの動きは何なの?」とおっしゃったので今だと思って「真鳥君の得意技です」と申し上げました。そしておこがましくも一通りやらせていただきまして、ハート。まとくんにむけて。屋良くんびっくり。すべての視線が後方へ注がれたために先輩一喝。「真鳥お前そんなことやってたのかよ!責任取れよ!」屋良文まとハートに苦戦。文一くん「もうこれでいいやろ」とふつうのハート。何って客席が沸くわ沸くわ!ふしぎに思っていたらまとくんがハートを返してくれたとのことでした。逆光でぜんぜん見えてなかった。後から知って死ぬほど泣きました。ありがとう。本当にありがとう。

 

あなた振付師なのにアイドルっぽいことやらせてごめんなと思ってしまったし、正直裏方である人を表に縛り付けているのってわたしなんじゃないかと自己嫌悪に陥りました。これも後から知りましたがまとくんの名前を出させていただいたときガッツポーズして喜んでくれてたそうで。林真鳥、あんたって人は。本当にあんたって人は...あれは今まであったつらいことの総決算が行われた瞬間でした。

 

今まで、まとくんはステージの上にいました。もちろん私は客席でうちわとペンライトを持ってファンサをいただく側でした。その立場が逆転することってあるのか。あれはただのいち客がステージに立てるDISCOTHEQUEという舞台の特色によって引き起こされた奇跡だったと思います。そして恥知らずな私の性格にも今回ばかりは感謝しなくてはいけません。わたしの行いで自担を喜ばせることができたなんて、やっと彼に恩返しができた気分でありました。うれしくてたまりませんでした。

 

そんなこんなでチェキタイム。ここでも屋良くんのご厚意でまとハート。ジャニーズとチェキなんて前代未聞だしまとハートする屋良くん貴重すぎるでしょう。本当にお心遣いの限りを尽くしていただき屋良くんには感謝しかありません。

 

 

 

その後椅子に放置され座ったままの状態でモップを持ったリチャと末武くんが出てきます。かわいすぎる。めっちゃ可愛い。(実際は屋良くんが捌け際に「そのまま座っててくださいね」と囁いてくださってたので座ってただけです)

リチャと目が合うので会釈。

リチャ「まとくんようアレやりますよねえ」

わたし「ホンマにようやりますよね」

 

リチャ!!!!!!あんたからしゃべってきてくれるんか!!!!!!まとくんの話そこで振ってくれるんか!!!!!!!うれしくてAぇポーズしてしまった。返してくれました。リチャ優しすぎんか...?Island TVでフォローしておきました。

 

 

 

帰りのエスコートは末武くんでした。顔ちっさ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!めちゃくちゃ顔がかわいくてびっくりしました。本当に女の子みたいでしたよ。後から同い年と知ってびっくりした。Island TVでフォローしておきました。

 

 

あ、PA卓の前通るわ、とまとくんのほうを向いてありがとう、とハンドサインをしたらニコニコと会釈してくれました。10月最後に見たかわいらしい笑顔そのままでした。ああ、この瞬間を私は待っていたのだと妙に腑に落ちました。4月11日以降抱いていた埃玉のような気持ちはやっとどこかへ行きました。そうその笑顔が見たかった。いつまでも固執してごめんよ。ただ私はありがとうが言いたかったし一目あなたの顔が見たかっただけなんだ。伝え損ねた感謝の言葉は3か月たってやっと本人のもとへ行きました。

 

 

 

 

 

 

屋良くんをお見かけしたのははじめてでしたが、そのパフォーマンス力は長年ジャニーズのダンスを引っ張ってきてくださった彼だからこそなせる業だと思わずにいられませんでした。ダンス大好きなわたしとしては楽しくて楽しくてたまらなかった2時間でした。

 

 

 

 

最後のあいさつにも胸をうたれました。特に末武くん、めっちゃよかったです。はじめてマイクを持って歌ったと聞いて会場びっくり。あんな華麗に決まっていたアクロはDISCOで初めてできるようになったと聞いてさらにびっくり。リチャとの先輩後輩関係も胸にせまるものがありました。リチャ末はどんなリチャ末も最高。

 

 

 

 

 DISCOTHEQUE、本当にすばらしい舞台でした。ダンサーのみなさまの魅せ方もジャニーズの世界も同時に楽しめる。屋良文にいつかさん歌がうめえ。なんて歌がうまいんだと思いながら聞き入っていました。リチャのサックスも末武くんのアクロバットも圧巻でした。最後のソロダンスでリチャがまとハートやってて泣いちゃったのは秘密です。観客のみなさまもこんな狂ったように踊ってる女を温かく迎え入れてくださり本当にうれしかったです。ありがとうございました。生まれて初めてエゴサしました。

 

 

 

 

 

最初から最後まで踊って煽って声出して。またまた踊って声出して。泣いて笑って感動して。世界一濃密で人のあたたかさに触れた日だったと思います。ディスコクイーンオーデでためしに客席煽りしたらみなさまがノってくださったことも、終演後真鳥担のみなさまが涙ながらにお礼を伝えてくださったことも、会場外で屋良くんや文一くん担の方に幾度も声をかけていただけたことも忘れません。

 

 

 

 

きょうの経験が自分のジャニオタ史に残る大事件だったのは間違いないし、何度反芻しても何から何まですべてが素晴らしくて不思議なご縁に満ちた時間でした。自担が見学にくるという奇跡とディスコクイーンになる奇跡があわさるというのもまた奇跡。一生の運を本当に使い果たしてしまいました。

 

 

 

 

 

屋良くん、文一くん、いつかさん、リチャくん、末武くん、DJ U-ICHIさん、suzuyakaさん、UNOさん、m.c.A.Tさん。3D CREWのみなさん。観客のみなさん、スタッフのみなさん、そして林真鳥くん。このような生意気な小娘の願いを叶えてくださり、本当に本当にありがとうございました。何度感謝をしてもしきれません。

 

 

 

 

 

 

どうかまた再演がかないますように。わたしの一生の宝物です。

 

 

 

 

*1:ジャニーズは基本的にファンとの写真撮影がご法度のため異例